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​訪問診療について

お家で療養され、おひとりで外来通院が困難な方に、お家に定期的に訪問させていただき、お薬の処方などの医療を提供いたします。​急な往診にも24時間体制で対応いたします。

​外来通院や入院治療と同様に、医療保険となります。

診療エリアおよび診療時間

金沢市全域、野々市市全域、内灘町全域、白山市ほぼ全域、能美市ほぼ全域、津幡町の一部に訪問診療しております。別途の交通費はいただいておりません。

原則、診療所から半径16kmの範囲となりますが、近隣に訪問していただける医師がいない場合等では訪問しております(小松市等)。16km以上でも訪問できる場合がございますので、お電話、メールにてお気軽にお問い合わせください。

​原則、月曜日から金曜日の日中に定期訪問しております。急な往診は、夜間、休日も対応しております。

訪問診療開始までの流れ

​病院に入院されている場合、担当のソーシャルワーカーさん、あるいは退院支援看護師に、訪問診療のご希望をお伝えし、ご相談してみてください。

病院や診療所に外来通院されていている場合、主治医やソーシャルワーカーさんや、担当のケアマネージャーさん(介護保険)に、訪問診療のご希望をお伝えし、ご相談してみてください。

通院されていない場合や、病院などにご相談されにくい場合は、当診療所に直接お電話やメールにて、訪問診療が可能かどうかご相談ください。

事前面談、利用契約いただき、訪問診療開始となります。病院や診療所から診療情報提供書(紹介状)をいただけると、病気の経過がよりわかりますので大変ありがたいです。緊急と判断した場合、ご相談いただいた当日に往診させていただくこともございます。

ビジョン, ミッション, 理念, 診療所名の由来

​自己決定を尊重し、あなたとあなたの大切な人の今, 未来, 想いをつなげ、

ごちゃまぜで、一緒に支え合う地域社会を創ることを目標にしている在宅療養支援診療所です。​

ビジョン(目指す景色):Inclusion & Compassion(インクルージョン & コンパッション)     

     ごちゃまぜ & 一緒に支え合う地域社会を創ることを目指します。

ミッション(私たちの使命):あなたとあなたの大切な人の今, 未来, 想いをつなげます。

理念(経営哲学):医療・介護・生活における自己決定の尊重 正確な情報と強制されない選択肢の提供を大切にします

​診療所名の由来:ホームベース(お家)に帰るためのベース(基地)になるべく、サードベース診療所と命名しました。​​​​

診療実績

1歳から100歳の方のお家や施設に訪問をしております。医療的ケア児、脳性麻痺、神経難病、がん、心不全、認知症の方などに訪問しております。

2023年1年間で205名の方に、延べ2863回、訪問診療あるいは往診をさせていただきました。

訪問診療している約70%の方が、お家で生活されています。

2023年1年間で70名の方がお家や施設で最後まで過ごされ永眠されました(在宅看取り率 84%)。

医師紹介

野口晃医師の顔写真

野口 晃(のぐち こう)​

埼玉生まれ

1994年金沢大学医学部卒業

​同年金沢大学第一内科入局

​金沢大学病院、富山労災病院、金沢市立病院、能登総合病院、町立富来病院にて消化器内科医として勤務。

2011年富来病院にて訪問診療に出会い、在宅医療に魅了される。2017年野々市よこみやクリニック、かがやきクリニックを経て、2019年11月かがやき在宅診療所を開業。

2024年7月医療法人インクル サードベース診療所に名称変更、理事長就任。

​オレンジホームケアクリニック(福井市)非常勤医

​かなざわ在宅ICTネット 代表

金沢在宅NST経口摂取相談会 副代表

​石川NST研究会 世話人

趣味:聞き書き, お酒を楽しむこと

河﨑寛孝医師の顔写真

河﨑 寛孝(かわさき ひろたか)​

徳島生まれ、福井育ち

1984年鳥取大学医学部卒業

​堀川病院、帝京大学リハビリテーション科、金沢医科大学病院、金沢脳神経外科病院、相澤病院、小松ソフィア病院にて勤務​。2021年4月より​現職。

​学生時代、フィールドワークで生活と病気の関係を学ぶ。1985年京都で地域医療の病院に就職し、

往診が一番好きになる。

1992年リハビリテーション医学の研修を始め専門医へ1994年洛南・在宅ケアと住環境改善ネットワーク研究会1995年嚥下造影検査を始め、嚥下リハビリに取り組む。2000年いしかわ地域リハビリテーション・ケア研究会2008年加賀脳卒中地域連携パスの策定の関与

2019年石川県災害リハビリテーション連携協議会

趣味:低山登山, アニメ鑑賞, ファシリテーション

可能な医療行為や医療機器

検査:血液検査, 尿検査, 培養検査, ポータブル超音波, 嚥下内視鏡

治療:内服処方(院外処方), 点滴(補液, 抗菌薬), 自己注射(インスリン等), 在宅輸血(赤血球、血小板), 腹水穿刺

緩和ケア:医療用麻薬処方, 持続皮下あるいは静脈注射管理(PCAポンプ)

呼吸管理:在宅酸素, 人工呼吸器管理, 気管カニューレ交換

カテーテル管理:尿バルーンカテーテル交換, 膀胱ろうカテーテル交換, 腎盂カテーテル交換

栄養管理:中心静脈栄養管理(CVカテーテル, CVポート), 経腸栄養管理(胃ろう、腸ろう、経食道胃管など)

​予防接種(ワクチン):成人も小児も行ってます

得意なこと, 不得意なこと

食支援(食べる、飲む):医師2人とも金沢在宅NST経口摂取相談会のメンバーで、食支援(経口摂取、摂食・嚥下)が大好きです。食支援に強い言語聴覚士(ST)や作業療法士(OT)が在籍しています。飲み込みの悪い方に対し、お家で嚥下内視鏡等で嚥下の評価もおこなっています。子供さんから高齢者まで口から食べることをサポートします。

外出支援(イベントや旅行):海水浴やソリ遊び、ヒンメリ作り、手芸教室、ボーリング大会などを開催し、障害や病気を持っていても参加できるようにサポートします。

​#在宅緩和ケア:がんの緩和ケアに留まらず、神経難病や心不全などの臓器不全をお持ちの方に対しても、医療用麻薬などを使用し、お家にいても痛みなどの苦痛がないように努めています。また、最後まで口から食べる幸せを保てるようにサポートします。

コミュニケーション支援:障害や病気があっても、タブレットやスイッチを駆使し、コミュニケーションができるように支援します。

人生会議:一度に決めず、一人できめず、途中で変えていいことを心がけ、正確な情報を提供し、強制されない選択肢を提供しながら、多職種で時間をかけて、本人の自己決定を尊重し、話し合いを続けます。

社会的問題:在宅医療の提供だけでなく、独居問題、6歳問題、18歳問題、65歳問題などの社会的問題にも対峙し、ごちゃまぜで、一緒に支え合う地域社会を創ります。

不得意なこと:些細なことでも、どんなときでも、安易に病院に搬送してしまう施設に関わること

お支払いについて

​毎回のお支払いはなく、基本1ヶ月ごとのお支払いとなります(ワクチンの場合、例外もございます)。

医療費は、1割負担の場合、月2回の定期訪問すると約8000円程度のご負担となります。

各種制度利用にて、ご負担が軽減される場合がありますので、ご相談ください。

原則、口座振替をお願いしております。翌月15日ごろ請求書を発送し、22日ごろ口座振替させていただきます。翌々月15日ごろに領収書を発送いたします。

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